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たのしいモクシ録

GBAソフト「宇宙大作戦チョコベーダー」に登場する宇宙人の元ネタ考察

BGAの隠れた名作「宇宙大作戦チョコベーダー ウチュウからの侵略者」(ナムコ、2002)について。

宇宙大作戦チョコベーダー - Wikipedia

GBAチョコベーダーWEB

 

作中に登場する宇宙人・宇宙生命体・宇宙ロボの元ネタを探ってみました。

実際にあった宇宙人事件や、SF映画が元になっていることが多いようです。

調査不足・元ネタ不明のものについては「未特定」と記しています。もしご存知の方や思い当たる事案がある方はコメントで教えていただけると幸いです。

 

こちらに掲載した情報は孫引き的な情報ばかりです。また、元ネタについても、あくまで筆者の勝手な推測ですので、真偽のほうは保障しておりません。あしあからず。

 

次のサイトに数多くの情報を助けてもらいました。どうも有難うございます。

UFO事件簿

UFO・宇宙人遭遇事件 | UFOレガシー

 

 

・ウンモ星人

ヴォロネジ事件。1989年。

ウンモ星人自体は1989年以前に話題になっていたようです。

ufojikenbo.blogspot.com

 

・金髪美女タイプ(ジャムゼーゼ)

ビリー・マイヤーの語るプレアデス星団人「ヤムジェーゼ」。

ufojikenbo.blogspot.com

 

・グレイ・タイプ

いわずと知れたエイリアンの典型的タイプ。「~・タイプ」という名称の宇宙人キャラクターは特定の元ネタが存在するというよりも、宇宙人の典型イメージを具象化したものが多いようです。

強いて元ネタというなら、「ヒル夫妻誘拐事件」でしょうか。

グレイ (宇宙人) - Wikipedia

 

・メロン頭の宇宙人

映画『マーズ・アタック!』に登場するエイリアン。

映画は同名のトレーディングカードを元にしているそうで、そちらを元ネタと言ってもいかも知れません。

マーズ・アタック! - Wikipedia

 

 

・昆虫型宇宙人

未特定。

昆虫型のエイリアンはモンスター映画によく登場しますが…。

 

・人喰いエンティティ

未特定。

「まるのみデス」が強かったですね。元ネタ、知りたいです。

 

・オリーブ畑の宇宙ロボット

1976年、フランス、ジャン・ドレッキの遭遇したUFOと宇宙ロボットと思われます。

ufo-mystery.jp

 

・全身スーツの宇宙人

1967年、ブラジル、ファビオ・ディニーシュの遭遇した宇宙人でしょうか。円筒型の武器のようなものを持っていたという。

フォークビル事件の宇宙人にも姿が酷似しています。

チョコベーダーでは、複数の宇宙人情報をリミックスすることもあるようですね。

ufo-mystery.jp

ufojikenbo.blogspot.com

 

 

・双子ヒューマノイド

1973年、アメリカ、ゴフスタウン宇宙人遭遇事件に、二人組の小型ヒューマノイドが登場します。

ufo-mystery.jp

 

・アメーバ・タイプ

ブロブ」と呼ばれるアメーバ状のモンスターは、モンスター映画の定番キャラクターです。有名どころに『マックィーン絶対の危機(The Blob)』(1958)およびそれをリメイクした作品が数点あります。

マックイーンの絶対の危機 - Wikipedia

 

・三本腕の異星人(サンボ星人)

未特定。

個人的には「ウルトラセブン」のプロテ星人に見えて仕方がない。

 

・美青年型エイリアン

超魔界帝国の逆襲

こちらのサイトに、「ひょうきんもの」として紹介されている宇宙人のイラストが元になっているようです。1927年、アルゼンチンに出現したそう。結構古典事件ですね。

あるいは、甲府事件の宇宙人と姿と武器が似ているような、似ていないような。

 

鍛え抜かれたボディと甘いマスクで地球上の女性をトリコにするという設定が凄いです。

 

3メートルの宇宙人

フラトウッズモンスター。あまりにも有名。

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ストックポートの異星人

イギリスストックポートで宇宙人の目撃事件があったようですが、宇宙人の設定自体はカートヴォネガットの小説『スローターハウス5』に登場する「トラルファマドール星人」に酷似しています。

ufo-mystery.jp

 

・宇宙ビースト

『エイリアン』(1979)でしょうか。

 

インバネスのエイリアン

未特定。

 

・捉えられた宇宙人

その名の通り、捉えられた宇宙人の有名な写真が元ネタ。誰でも一度は見たことがあるでしょう。

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・掃除機を持った怪人

ヤンボルスキーUFO誘拐事件の宇宙人と姿が酷似。しかし掃除機は持っていないようです。

ufo-mystery.jp

 

・10本足の宇宙生物(ゲボラ犬)

未特定。

この怪物、かわいいとファンが多いようです。なんとしてでも元ネタが知りたいです。

 

・妖精型ヒューマノイド

まず間違いなく、ブルーストンウォーク事件。年号と場所も一致します。

ufojikenbo.blogspot.com

 

・ナメクジ型エイリアン

未特定。

ロバート・A・ハインラインの小説『人形つかい』にナメクジのような寄生生物が登場します。それを原作とした映画に『ボディスナッチャー』というのがあります。しかしながら、あまり似ていない。

もしやすると、『スター・ウォーズ』の「ジャバ・ザ・ハット」でしょうか。

 

・ドーム・タイプ

未特定。

映画『ニューヨーク東8番街の奇跡』(1987)のUFO型宇宙人の可能性も否定できません。

 

・電球頭の宇宙人

未特定。

出現場所とされているアメリカ、ウィルソン山には天文台があるようですが、宇宙人目撃情報は探し出せませんでした。

1966年、ブラジルのキパパ宇宙人目撃事件には電球のように輝くヘッドギアを身に付けた宇宙人が登場しています。もしかすると、これが発想の元でしょうか。

ufo-mystery.jp

 

・宇宙サイボーグマン

未特定。

曖昧で分かりづらいです。

C3-POだと言えばC3-POだし、サイボーグ系は多いですからね…。

 

・火星人

これは典型の一つでしょう。

最初にタコタイプの火星人を描いたのはH・G・ウェルズの『宇宙戦争』です。

火星人 - Wikipedia

 

・ゴド星人

ビッグ・フットやイエティといったUMAが元でしょうか。

 

・バキューム・ロボ

未特定。

 

・スプリング・タイプ

1973年、アメリジョージア州に出現した宇宙人のイラストと酷似。

超魔界帝国の逆襲 こちらに出典があります。

 

また、1974年、イタリア、ベリンゲリ夫妻が目撃した宇宙人のイラストにも似ています。

ufo-mystery.jp

 

・超友好型宇宙人

間違いなく『E.T.』ですね。

 

・両棲類タイプ

「両棲類」という条件を満たす宇宙人は確認できませんでしたが、極小サイズのエイリアンはわりと存在しているようです。

その中でもロニー・ヒル事件の宇宙人と酷似しています。

ufojikenbo.blogspot.com

 

 

・ドルザス

名前は映画『未来惑星ザルドス』(1974)を彷彿とさせ、「意志を持った惑星」という設定はどことなく『惑星ソラリス』(スタニスワフ・レムの小説とそれを原作とした映画)です。

 

・宇宙デビルガール

未特定。

 

・ホプキンスビルモンスター

1955年、アメリカのホプキンスビル事件。

ufojikenbo.blogspot.com

 

・脳みそタイプ

『第7惑星の謎』(1962)というSF映画にそっくりな脳みそ生命体が登場します。

 

・チェンニーナの二人組

これはまず間違いなくチェンニーナ事件(1954)アルヨ!

ufojikenbo.blogspot.com

 

・ラージグレイ(イーバ)

アメリカの極秘文書に登場する記号「EBE(イーバ)」。宇宙人を意味しています。

 

・遮光器型ロボット

遮光器土偶=宇宙人説から来ているのでしょう。

ちなみに「遮光器」はエスキモーが使うゴーグルのこと。

 

モスマン

モスマン

モスマン - Wikipedia

 

・ひとでタイプ

大映の特撮映画『宇宙人東京に現る』(1956)にヒトデ型の宇宙人が登場します。

宇宙人東京に現わる - Wikipedia

 

 

・第7惑星の女(第7惑星の使者ローザ)

映画『第7惑星の謎』には美女が登場します。

それが元ネタかどうかは怪しいですが。

 

・トカゲ・タイプ

宇宙人の典型の一つ。俗にいう「レプティリアン」というやつですね。

チョコベーダーがモデルにしているのは何でしょうか。

ヒト型爬虫類 - Wikipedia

 

・エルダー・タイプ

未特定。

 

・タコクラゲ

未特定。

チョコベーダー公式サイトには「スイスチーズという植物が好物」と書いてあります。モンステラのことを英語で「スイスチーズプラント」と言うらしいです。

あと、同名の生物が実際に存在しますね。 

 

冥王星人

未特定。

個人的に一番好きなキャラでした。元ネタが知りたいです。

 

・プラント・タイプ

未特定。

ワイアール星人ではないでしょう。 

 

・ゴム星人

『ムー』創刊号にイラスト付きで紹介されたミナスジェラエス事件(1963)の宇宙人に酷似しています。

ufo-mystery.jp

 

・人造型宇宙人

未特定。

 

・大目玉の宇宙人

未特定。

 

・ついらくしたUFO

ロズウェル事件などのUFO墜落事件は数多く存在します。

 

・ミイラ牛

キャトルミューティレーションされた家畜、あるいはチュパカブラによって体液を吸われた家畜でしょうか。

 

・黒スーツの男

ufojikenbo.blogspot.com

映画『MIB』(1997)によって有名になりましたが、「UFO・宇宙人事件に政府が絡んでいる」というイメージは古くからありました。

 

・チコ・バルデス

未特定。

実はこれ、一番気になっているのです。「チコ・バルデス」で検索しても何もヒットしません。

『チコとリタ』というアニメーション映画が2010年に公開されています。その映画の音楽には「ベボ・バルデス」というキューバのミュージシャンが関わっているそうですが、「チョコベーダー」が2002年のゲームなので、関係はありません。

でも、「リタ」といえばゲームに登場するコンタクティの少女です。関係がありそうな感じですが…。

「チューチョ・バルデス(Chucho Valdes)」というキューバのピアニストも発見しましたが、UFOや宇宙人事件とは関係がなさそうです。

 

 

 他にも、ゲーム中にはオウルマンやスカイフィッシュなどのUMA系が敵キャラとしてのみ登場します(技の「へんしん」を使うと疑似的に使えるようになります)が、それらはまたの機会に。

 

宇宙大作戦チョコベーダー ウチュウからの侵略者」。わりとマニアックなところから取材されていたりして、なかなか奥の深いゲームです。

また、柴野浩美さんによるゲーム音楽も秀逸です。

GBAチョコベーダーWEB ←コチラからは火星マップBGMの貴重なボツ案(原曲)が聴けます!(公式サイトがオープンしている今のうちにどうぞ)